マネックスクリプトバンク、不良資産化したNFT・NFTコントラクトの買取サービスの提供を開始

By | プレスリリース

マネックスクリプトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表:万代惇史、以下「マネックスクリプトバンク」)は、売買の困難な「不良資産化したNFT・NFTコントラクトの買取サービス」の提供を開始しました。

サービスの背景

昨今のNFTブームの影響で多くの事業者がNFTを取得したり、NFTプロジェクトを立ち上げています。その一方で、市況の悪化などの理由により、NFT事業からの撤退を考えている事業者も少なくありません。しかし、NFTは株式や債券などの金融商品と比較して流動性が低いため売却先が見つからず不良資産化してしまうケースもあります。

売り先がなく不良資産化したNFTも「いつかは売れるかもしれない」と考えてバランスシートに抱えたままにすることもできますが、現在の市況は厳しく、Nansen社のNFT価格のインデックス「Nansen NFT-500(※)」によると、2023年10月31日時点でのNFT取引価格(フロアプライス)の年間騰落率は-57%と報告されています。

不良資産化したNFTを保有したままにすることはバランスシートの信用力に悪影響を及ぼすことが懸念されるほか、売却損の計上による節税効果も得られないため、早々に処分する方が合理的なケースも考えられます。

マネックスクリプトバンクは、NFTやNFTコントラクトなどの不良資産を買い取り、事業者様の財務改善を支援します。不良資産化したNFT・NFTコントラクトを売却することで会計上の売却損を発生させることができるため節税効果が見込めるほか、OpenSea等の公開市場でのオンチェーン取引ではなく、トークンの送付等を除けばオフチェーンでの取引になるため、市場への影響も最小限に留められます。

サービス概要

NFT買取コース(※1)

作成・仕入したものの市況等の事情により売却できていないNFTを一律1円で買い取ります。売却損を計上する上で必要となる証跡として「買取証明書」を発行致します。

NFTコントラクト買取コース(※1)

mint可能なNFTの残量(※2)が十分なNFTコントラクトを買い取ります。コントラクト以外にもイラストやランディングページ、IPなどNFT事業に関するアセットの買取にも対応致します。

※1:NFTやNFTコントラクトの種類、発行状況によっては買取できない場合もございます。買取の可否は申込後に詳細をヒアリングさせていただいた上で個別に判断させていただきます。

※2:「mint可能なNFTの残量」とは、NFTコントラクトのtotalSupplyとtotalMintedとの差です。例えば、NFTコントラクトのtotalSupplyを10,000に設定していて、totalMintedが2,000である場合、8,000が「mint可能なNFTの残量」になります。ただし、実際にどの程度が「十分な残量」となるかはNFTコレクションの内容により異なります。売却をご希望の方はお気軽にお見積りをご依頼くださいませ。

申込み方法

以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://forms.gle/SFsqZYoHUBaY9zA47

補足

※ nft-500
https://pro.nansen.ai/nft-indexes/nft-500

【マネックスクリプトバンク株式会社について】
マネックスクリプトバンク株式会社は、2017年12月に設立され、暗号資産ブロックチェーンのサービスに関する調査、研究、企画、開発及びコンサルティングを提供しています。東証一部上場企業であるマネックスグループ株式会社の100%子会社であり、ブロックチェーンや暗号資産の最新動向・研究内容をお伝えする「MCB web3ニュースレター」や「MCBリサーチ」、NFTプロジェクト「OASIS」、ビットコインがもらえる二ュースアプリ「Cheeese」などのサービスを運営しています。MONEXとはMONEYのYを一歩進め、一足先の未来における人の活動を表わしています。常に変化し続ける未来に向けて、最先端のIT技術と、グローバルで普遍的な価値観とプロフェッショナリズムを備え、新しい時代におけるお金との付き合い方をデザインすると共に、個人の自己実現を可能にし、その生涯バランスシートを最良化することを目指しています。

コーポレートサイト:https://cryptobk.jp/

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