今週もマネックスクリプトバンクから、Web3.0界隈の動きをお伝えします。
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注目トピックス解説
米大手暗号資産取引所のコインベース、ビットコイン担保ローンをローンチ
アメリカの大手暗号資産取引所であるコインベース(Coinbase)が、米国向け商品として新たにビットコイン担保ローンを発表しました。このローンは、Coinbaseが展開しているブロックチェーンであるBase上に構築されたレンディングプラットフォーム『Morpho(モルフォ)』を、コインベースのUIに統合することによって提供しています。Morphoは従来よりDeFiとしてオンチェーンユーザーに提供されていましたが、今回の統合により、コインベースを使用している幅広いユーザーが手軽に利用できるようになりました。
従来の金融機関では、借り手の信用情報に基づいて融資判断が行われますが、暗号資産市場ではそのような指標が存在しません。今回ローンチされたローンでは、融資に対して担保資産としてビットコインを提供する仕組みが採用されています。
ユーザーが借入を行う際には借入希望額よりもはるかに多い担保が求められ、担保率(LTV: Loan to Value)が危険水準に達すると、モルフォは自動的に担保の清算を開始します。これによって、プラットフォームとしては債務不履行のリスクを回避することができます。
この新サービスでは、1回あたり最大10万ドル相当のUSDコイン(USDC)の借入が可能であり、そのためにはそれ以上の価値を持つビットコインを担保として差し出す必要があります。ユーザーとしては、保有するビットコインをもとにcbBTC(コインベースが発行するビットコインのラップドトークン)を生成し、USDCの借入を行うといったプロセスでビットコイン担保ローンを利用することができます。
コインベースのHead of Consumer ProductsであるMax Branzburg氏は、このサービスについて「オンチェーンに数十億ドルの資産を持つ数百万人のユーザーを引き込む重要な一歩」と位置づけており、従来の銀行融資とは異なる個人向け貸付市場の拡大に大きな可能性を見出していることが伺えます。特に、暗号資産を手放すことなく資金調達が可能なため、エアドロップの獲得やリスクの高い取引への資金調達手段として、暗号資産トレーダーにとって大きな魅力となることが期待されます。
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注目の資金調達(1/27~2/2)
※本まとめはGPT3.5によって自動生成されており、その内容の正確性を保証するものではありません。事例の概要を網羅的に把握するのにお役立てください。
Cryptio
調達額: $15.00M
ラウンド: Series A
投資家: Alvenなど
カテゴリー: CeFi
プロジェクト概要: Cryptioは2018年に設立され、企業や個人向けに暗号資産管理を簡素化する革新的なプラットフォームを提供しています。リアルタイムのポートフォリオ追跡や自動税報告を通じて、ユーザーは暗号の複雑さを容易に管理できます。
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